◆第84回桜花賞・G1(4月7日、阪神競馬場・芝1600メートル)=4月1日、栗東トレセン
スィープフィート(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎、父スワーヴリチャード)は“王道ローテ”のチューリップ賞を制しての参戦。前走からコンビを組む武豊騎手=栗東・フリー=は、桜花賞歴代最多の5勝。04年のダンスインザムード以来、20年ぶりの6勝目を狙う。
前走後は2週間ほど宇治田原優駿ステーブルへリフレッシュ放牧。権利取りのかかった前走に仕上げて臨んでいただけに「やり過ぎないことがテーマ」と渡辺助手。「牝馬で気が入りやすいですし、すぐに仕上げられる。先週に1本やってピリピリしてきた。馬も競馬を分かっている」と中間の様子を伝えた。
父スワーヴリチャードは現役時代は庄野厩舎に所属。「うちでやっていた馬でクラシックに出られるのはうれしい。調教師も力が入っていると思う」と渡辺助手は好走を願っていた。