◆第84回桜花賞・G1(4月7日、阪神・芝1600メートル)追い切り=4月3日、栗東トレセン
阪神JF2着からの逆転を狙うステレンボッシュ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)は、滞在中の栗東・CWコースで最終追い切り。ルージュアルル(5歳3勝クラス)を4馬身ほど追走し、6ハロン82秒7―11秒7。終始手応えには余裕があり、馬なりで併入した。
栗東に足を運んで見守った国枝調教師は開口一番、「(調教は)良かったよ、すごく」と笑顔。3週続けて行われたCWコースでの併せ馬に「先週、今週といい攻め馬ができた。追いかけて、しまい伸ばし切る感じだったけど、追うまでもなかったね」と動きの良さに舌を巻く。今回は初めてジョアン・モレイラ騎手=ブラジル=とのコンビ。「“マジックマン“なので、ソツなく乗ってくれると思います」と鞍上の手腕にも期待していた。