伏竜Sを勝ち、「Japan Road to the Kentucky Derby」のポイント1位となったテーオーパスワード(牡3歳、栗東・高柳大輔厩舎、父コパノリッキー)のケンタッキーダービー・G1(5月4日、チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)の鞍上が木村和士騎手(24)=カナダ=になることが4月3日、分かった。高柳大調教師が「使った後も順調です。ジョッキーには向こうで(調教に)乗ってもらう予定です。23日に出国します」と明かした。
木村騎手は19年にカナダのリーディング3位となる148勝を挙げ、日本人初のエクリプス賞(最優秀見習騎手賞)を受賞。21年から3年連続でカナダのリーディングジョッキーに君臨している。23年はマンダリンヒーロー(牡4歳、大井・藤田輝信厩舎、父シャンハイボビー)とのコンビでサンタアニタダービー(2着)、ケンタッキーダービー(12着)の手綱を執った。