◆第84回皐月賞・G1(4月14日、中山競馬場・芝2000メートル)
シンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)は4戦2勝、2着2回で連対率10割。なかでもG1初挑戦となった2走前のホープフルSを評価している。直線で勝ち馬レガレイラの決め手に屈して2着という結果ではあったが、世代トップクラスの力は十分に示した一戦で、このホープフルS出走組の3着以下のその後を調べると
3、5着馬はリステッドV。6着はG23着。7、8、9、12着は1勝クラスを勝ってオープン入り。ダートに転向した15着馬は交流G3制覇とレースレベルが高かった。報知杯弥生賞(2着)を叩いた上積みも考慮すると、チャンスは十分にある。