第84回皐月賞・G1が4月14日、中山の芝2000メートルで行われる。
ホープフルSで史上初めて2歳混合G1を牝馬で制したレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)。曾祖母はディープインパクトを生んだウインドインハーヘアで桜花賞を制したステレンボッシュと同牝系。中間の調整では順調に態勢が整いつつあり、歴史的偉業達成に注目が集まる一戦だ。
キャリア1戦で挑んだ共同通信杯で2歳王者ジャンタルマンタルを寄せ付けなかったジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)。初の右回りも先行力を生かせる舞台は、むしろプラスだ。
ホープフルS、報知杯弥生賞ディープインパクト記念を連続2着でコース適性十分のシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)、共同通信杯2着を叩いての参戦ジャンタルマンタル(牡3歳、栗東・高野友和厩舎)、道中で押し上げていった報知杯弥生賞ディープインパクト記念の勝ちっぷりが良かったコスモキュランダ(牡3歳、美浦・加藤士津八厩舎)、毎日杯の逃走劇が見事だったメイショウタバル(牡3歳、栗東・石橋守厩舎)、新馬、きさらぎ賞連勝のビザンチンドリーム(牡3歳、栗東・坂口智康厩舎)、京成杯1着、2着のダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎)、アーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎)、すみれS勝ち馬のサンライズアース(牡3歳、栗東・石坂公一厩舎)、若駒Sを勝った道悪の鬼サンライズジパング(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)、若葉S優勝のミスタージーティー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)がエントリーしている。(大上 賢一郎)