【岩田康誠の熱血!!競馬道】香港クイーンエリザベス2世Cのノースブリッジ 逃げもある

追い切りを終え、クールダウンをするノースブリッジ(岩田康誠騎手=カメラ・高橋 由二)
追い切りを終え、クールダウンをするノースブリッジ(岩田康誠騎手=カメラ・高橋 由二)

 クイーンエリザベス2世Cのノースブリッジに騎乗するため、香港に来ています。雨が降ったり、やんだり不安定な天候ですが、今週から仮柵を外していることもあり、非常に良好な馬場です。

 4月25日は芝コースで最終追い切りに騎乗しました。先週の国内最終追い切りでほぼ出来上がっていましたから、この日は雰囲気を確かめる程度。国内の段階で感じていた、いい頃の活気がしっかりと伝わってきました。2回目の海外遠征ということもあり、長距離輸送の影響はなさそうです。レースも前回のカタール(アミールT4着)が復調の兆しを感じさせる走り。状態には何の不安もなく、大一番へ臨めます。

 枠順抽選会では3番を引きました。先ほど書いたように仮柵を取った馬場で、シャティンの2000メートルは1コーナーまでが1ハロンほどしかないコース。内枠を引くことができたのは本当に大きいですね。無理に出して行くことはありませんが、逃げる形も選択肢の一つには入っています。とにかく、リズム良く走らせて、ベストを尽くすのみ。朗報を届けられるように頑張ります。(JRA騎手)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル