ケンタッキーダービーで3着と健闘したフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は今秋、米G1のブリーダーズCクラシック(11月2日、デルマー競馬場・ダート2000メートル)を大目標に置いていることが分かった。矢作調教師が5月22日、明らかにした。
矢作師は始動戦についても言及。3歳馬限定の米G1・トラヴァーズS(8月24日、サラトガ競馬場・ダート2000メートル)も視野に入れていたが、「そこを使うと、休養期間が短すぎる」と見送る方針。現在はダート3冠の最終戦となるジャパンダートクラシック(10月2日、大井・ダート2000メートル)が最有力となっている。ただ、あくまでターゲットはブリーダーズC。「国内のファンに見せたい気持ちはあります。本番まで1か月ほどしかないので、輸送の条件などが整えばですね。いい形でアメリカに行くことを考えないと」と説明した。