6月1日の京都5R(芝1600メートル=11頭立て)で今年の2歳新馬戦が開幕し、1番人気のダノンフェアレディ(牝、栗東・橋口慎介厩舎、父キズナ)が世代一番星に輝いた。勝ち時計は1分33秒8(良)。
姉に重賞馬ミアネーロがいて、22年セレクトセールで1億8500万円の落札額だったショウナンザナドゥ(牝、栗東・松下武士厩舎、父キズナ)は2番人気で2着に。2番手追走から、直線でもパワフルに伸びたが、逃げた勝ち馬には半馬身差及ばなかった。
池添謙一騎手は「最後もいい脚を使っているけど、逃げた馬をかわせませんでした。レース自体は上手に走ってくれましたが、勝てなかったのが唯一だめでした」と悔しさをあらわにした。それでも「能力や持っているポテンシャルはいいですし、バネもいいです。将来が楽しみですね。次は落ち着いてレースに行ければ」と高く評価した。