◆第59回北九州記念(6月30日、小倉競馬場・芝1200メートル)追い切り=6月26日、栗東トレセン
オーシャンS3着のバースクライ(牝4歳、栗東・千田輝彦厩舎、父ハーツクライ)が重賞初制覇のチャンスだ。最終追い切りは坂路単走で53秒7―12秒0。軽快なフットワークで走り抜けた。「いい動きだったし、気持ちよさそうに走っていた。休みを挟んでパワーアップした印象」と千田調教師も笑顔を浮かべた。
昨年9月にスプリント戦に矛先を向け3連勝。シルクロードSは9着だったが、前走で3着と重賞でも通用する力を示した。「速い時計を持っているので馬場が良くてもいいし、渋ってもパフォーマンスは落ちない」とトレーナー。晴雨兼用なのも頼もしい限りだ。