6月30日の函館5R・2歳新馬(芝1800メートル、11頭立て)は、1番人気のゴーゴータカシ(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)が逃げ切ってデビュー戦を飾った。勝ち時計は1分50秒9(良)。
スタートをスッと出て、やや外に行きたがったが、修正してそのままハナへ。手応え良く直線に向くと、脚いろは衰えず2着ブルータスに半馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。
横山武史騎手は「ちょっとトモ(後肢)が緩いと思っていたんですが、こちらが思っていた以上にスタートが切れましたし、自然と逃げる形になりました。物見したり若さがありましたが、最後はよく押し切ってくれました。もともと使ってからと思っていたので次が楽しいですね」と手応えを話した。
管理する武井調教師も「勉強しなきゃいけないことはいっぱいありますが、現状では体力がすごい。馬はまだまだだけど、体力で押し切った理想的な競馬。早く勝っているし、賞金を加算することが大切なので、札幌のオープン特別(コスモス賞、8月11日、札幌)から札幌2歳S・G3(8月31日、札幌)に行きたいですね」と今後について語った。