【函館11R・巴賞】ホウオウビスケッツが逃げ切りOP初勝利 岩田康誠騎手「絶対に勝たないといけなかった」

逃げ切ったホウオウビスケッツ(カメラ・松末 守司)
逃げ切ったホウオウビスケッツ(カメラ・松末 守司)

 6月30日の函館11R・巴賞(3歳上オープン、芝1800メートル=16頭立て)は、2番人気のホウオウビスケッツ(牡4歳、美浦・奥村武厩舎、父マインドユアビスケッツ)が、逃げ切ってオープン初勝利を挙げた。勝ち時計は1分46秒8(良)。

 スタートを決めると迷いなくハナを奪った。1コーナーまでで少しかかったが、その後は落ち着き自分のペース。直線もグイグイ伸び、1番人気のデビットバローズの追い上げを2馬身差で振り切った。岩田康誠騎手は「小細工なしで逃げて、つかまったらもう仕方ないという思いでレースを進めた。メンコ(覆面)を着用して返し馬であり、ゲートでも落ち着いていた。自分のペースで行けたのが大きい。何とか次につながった。賞金も加算できたし。2000メートルも大丈夫。今日は絶対、勝たないといけなかった」と満足げに話した。

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