【七夕賞】去勢明け2戦目のフェーングロッテンが2年ぶり重賞V狙う 宮本調教師「福島は勝っているしね」

気合乗り十分のフェーングロッテン(カメラ・高橋 由二)
気合乗り十分のフェーングロッテン(カメラ・高橋 由二)

◆第60回七夕賞・G3(7月7日、福島競馬場・芝2000メートル)=7月2日、栗東トレセン

 フェーングロッテン(セン5歳、栗東・宮本博厩舎、父ブラックタイド)は、2022年7月のラジオNIKKEI賞以来の重賞制覇を狙う。昨年の七夕賞から3戦連続で2ケタ着順と調子を落としていたが、去勢明け初戦となった前走の小倉大賞典で5着。復活の兆しを見せた。

 先月26日の栗東・CWコースでの1週前追い切りは、内フェニーチェドーロ(新馬)、中アイスモント(新馬)と3頭併せ。馬なりでラスト11秒6の好時計をマーク(6ハロンは86秒2)し、しっかり負荷をかけた。

 宮本調教師は「前走から間隔を空けて調整は順調です。福島は勝っているしね」と、得意舞台での完全復活へ力を込めた。

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