◆第29回プロキオンS・G3(7月7日、小倉競馬場・芝1700メートル)追い切り=7月3日、栗東トレセン
重賞初制覇を狙うハピ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)がCWコースで好時計をマークした。単走で伸び伸びとした走り。残り2ハロンから自然とスピードに乗り、軽快な脚さばきでゴールした。ほぼ馬なりで6ハロン80秒8―11秒7。大久保調教師は「無理して出した時計ではありません。今は毛づやもいいですね」と満足げな表情を浮かべた。
これまで重賞で2着が2回。2022年チャンピオンズCでは3歳馬ながら3着に入るなど高い実力を示しながらも、まだタイトルには手が届いていない。指揮官は「重賞を取れるポジションにいる。いい結果を出してほしいです」と力を込めた。