初めまして!(函館)

調教後のアルテヴェローチェ
調教後のアルテヴェローチェ

 POGブログ読者の皆様、初めまして! 競馬記者3年目の水納愛美です。YouTubeのPOGドラフト動画に参加したり、ヤマタケ先輩のブログに情報提供者として登場したりしたことはありましたが、ブログを書くのは初めて。温かい目で見守ってください!

 今週から函館競馬場で取材しています。今年の目標に「美白&美肌」を掲げている私にとっては、素晴らしい環境。日差しがきつくないんです! 毎日、天気予報アプリが提供しているUV指数をチェックしていますが、函館は本州より低いですね。栗東ではキャップ、二の腕から指先までのロング手袋、そしてネックカバーで防備。目しか出ていない状態で取材していますが、その不審者スタイルも必要ありません。

 ですが「美肌」に関しては悲しい出来事が…。一昨日、ホテルの大浴場で顔用のクリームをなくしました。1万8000円です。まだ半分以上残っていたのに…。傷はなかなか癒えませんでしたが、切り替えて取材に励んでいます。

 さて、本題へ。函館にもたくさんの2歳馬が入厩しています。まずは今週デビュー組から紹介しましょう。

 27日の札幌・芝1500メートルで注目を集めそうなのが、須貝厩舎のアルテヴェローチェ(牡、父モーリス、母クルミネイト)。栗東で猛時計を出し、評判が高まっていましたね。山田助手の第一声は「すごいで」。「スピードがありそう。栗東でも、雨が降っていたけど、軽々上がってきてくれた。パワーもあるかな」と、自信が伝わる口ぶりでした。函館入厩後は、テンションも落ち着いているようです。明日付の紙面でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

 余談ですが…。アルテヴェローチェはビジュアル面でも人気が高まりそうです。栗毛がきれいなんですよ。しっぽは毛先が明るく、グラデーションになっていて、風になびくとまあ美しい。馬場にいるときも、運動中も、とにかく目を引くルックスです。

 ここには愛ダービー馬の半弟アルハイルフォート(牡、父フランケル、ワディハッタ)も参戦します。この父と聞くと気性面が気になりますが、土屋助手によると「調教も落ち着いています。新馬、新馬していないですね」とのこと。欧州血統で、洋芝適性もありそうです。

 函館のWコースで水準以上の動きをしているのがミヤマイルス(牝、父サートゥルナーリア、母ディーズプラネット)。2週連続で追い切りに騎乗した丹内騎手が「いい動きをしています。今年乗った2歳の中でもいいですね」と手応えを示していました。

 28日の札幌・芝1800メートルでは、ブラストワンピースを半兄に持つロパシック(牝、父エピファネイア、母ツルマルワンピース)が初戦を迎えます。見た目、性格ともに、姉で22年巴賞を勝ったホウオウピースフルに似ているようですね。スイッチが入りやすいという点はきょうだいに共通してますが、岩藤助手は「背中はすごくいいです。柔らかいですね。この血統はみんなそうです」と、素質の高さを評価していました。ちなみに兄姉6頭のうち、勝ち上がった全4頭が新馬勝ちしているんですよ。

 実は来週以降のデビューを予定している2歳馬も取材したのですが、思ったより長くなってしまったので、今日はこの辺で…。すみません! 近々、また更新しますね。では、今からジンギスカンを食べに行きます♪

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