【レパードS】底力は世代トップクラス「キャンターでも前進気勢がでている」アラレタバシル反撃態勢整った

底力は世代トップ級のアラレタバシル
底力は世代トップ級のアラレタバシル

◆第16回レパードS・G3(8月4日、新潟競馬場・ダート1800メートル)=7月30日、美浦トレセン

 今年から新設された3歳ダート3冠路線の最終戦、ジャパンダートクラシック(10月2日、大井)のトライアルに位置づけされる第16回レパードS・G3(8月4日、新潟=1着馬に優先出走権)で、ユニコーンS6着のアラレタバシルが反撃する。

 その前走は、速い流れで追走に手間取ったが、1コーナー手前あたりで落鉄した影響があったことを考えれば、悲観する内容ではない。全9戦中7戦で手綱を執る野中は「(落鉄を考えれば)上位に食い込める余地はあると思う」と能力を再確認する。

 デビュー5戦目で砂路線に転じてからは、連対を外したのはその前走のみ。もちの木賞では東京ダービー3着のアンモシエラの頭差2着。さらに、2走前の伏竜Sではその後、ケンタッキーダービー・米G1で5着に好走したテーオーパスワードに頭差2着。世代一線級の底力は持ち合わせている。

 最終追い切り前日の30日は美浦・坂路を力強く駆け上がり、3か月ぶりでも状態の良さをうかがわせている。野中は「キャンターでも前進気勢がでています。いい雰囲気。もまれたり、馬群に突っ込むこともできるので腹をくくった競馬をしたい」と一発をもくろんでいる。

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