JRA所属の武豊騎手と坂井瑠星騎手が7月31日、大井競馬場でトークショーを行った。この日、大井では第45回サンタアニタトロフィー・S3が開催。同競馬場と友好交流提携しているサンタアニタパーク競馬場があるアメリカで騎乗経験のある2人が熱いトークを繰り広げた。
父が大井の坂井英光調教師の坂井瑠星騎手は、集まったファンに、まず「ただいま!」と帰郷のあいさつ。今年、3着になったケンタッキーダービーにフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)での参戦時は「父も現地で鞍つけなどを手伝ってくれました」と当日の話を披露。また、同馬は「大井のジャパンダートクラシック(10月2日、大井)でいい競馬ができれば、ブリーダーズCクラシック(11月2日、米デルマー競馬場)を目指す予定です」と今後のビジョンを語ると、集まったファンから拍手が起こった。
また、武豊騎手は坂井騎手のKダービーでの騎乗を「日本の騎手、みんなで応援していた。惜しかった」と自分のことのように悔しがっていた。お手馬で6戦無敗のオーサムリザルト(牝4歳、栗東・池 江泰寿厩舎、父ジャスティファイ)もブリーダーズCディスタフ(11月2日、米デルマー競馬場)へ参戦予定。ブリーダーズゴールドカップ・Jpn3(8月27日、門別)ステップに「順調なら(米国に)行く予定です」とユタカは改めて意欲を見せた。