【関屋記念】トゥードジボン、重賞初制覇&シリーズ王者へ順調 四位調教師「地力をつけている」

トゥードジボン
トゥードジボン

◆第59回関屋記念・G3(8月11日、新潟・芝1600メートル)=8月6日、栗東トレセン

 サマーマイルシリーズ初戦の米子S・リステッドを制したトゥードジボン(牡5歳、栗東・四位洋文厩舎、父イスラボニータ)が、重賞初制覇&シリーズ王者を狙っている。

 前走の米子Sは、二の足を利かせてハナを奪い、直線でも脚いろが全く鈍らない圧巻の逃走劇でV。勝ち時計の1分31秒5は京都競馬場・外回りのコースレコードに0秒2差に迫った。京都金杯・G3での3着以降、2桁着順が続いていたが、「松山ジョッキーがうまく乗ってくれて、十分にいいパフォーマンスだった。最後、余裕があったし地力をつけている」とトレーナーが振り返るように、理想的な競馬で復活星を挙げた。

 2021年から3年連続で米子Sの勝ち馬が今シリーズを制しており、ここを勝てばチャンピオンが大きく近づく。絶好調の5歳馬が、夏のマイルの主役になる。

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