【中山5R・2歳新馬】夏の北海道で重賞2勝の佐々木大輔騎手が新馬を連勝 ハードワーカーで逃走V

デビューVを飾ったハードワーカー(左)(カメラ・荒牧 徹)
デビューVを飾ったハードワーカー(左)(カメラ・荒牧 徹)

 9月7日の中山5R・2歳新馬(芝2000メートル=7頭立て)は、前半5ハロン64秒8で逃げた5番人気のハードワーカー(牝2歳、美浦・竹内正洋厩舎、父ノーブルミッション)が、最後までリードを守って初陣V。勝ち時計は2分4秒6(良)。

 函館2歳S、札幌2歳Sと北海道で2歳重賞をジャックした佐々木大輔騎手が、秋競馬の開幕を迎えた中山競馬場でも勝負強さを発揮。4、5Rに組まれた2歳新馬戦を連勝した。

 最内枠から抜群のスタートを決めて先手を奪うと、道中はスローペースで脚を温存。瞬発力勝負となった直線でも後続の追撃を許さず、首差で振り切った。佐々木騎手は「駐立を心配していたけど、問題なくこなしてくれた。1角で物見をしたけどいい勝ち方だった。このくらいの距離は合うし、瞬発力もありますね」と汗をぬぐって振り返った。竹内正洋調教師は「練習でも速かったけど、ゲートもしっかり出てくれた。物見をしたけど、馬が来たら反応して脚を使ってくれました」とうなずいた。次走は未定。

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