池江泰寿調教師=栗東=が助手時代に研修していた英国の伝説的トレーナー、マイケル・スタウト調教師の年内引退にメッセージを送った。
池江調教師はスタウト厩舎に1995年12月から1996年の10月まで所属していた。当時はジャパンCを制覇したシングスピール、ピルサドスキーなどを管理していたという。「本当にお疲れさまでした、ですね。今の自分の調教師としてのベースはスタウト師から教わった部分が大きな部分を占めていると思います」と振り返った。
スタウト師から特に学んだのは「Find the Details」=細かい所までよく見る、ということだという。「最も大事なことだと思っています。スタウト厩舎で働けたのは大きな財産です」と池江師。名伯楽からの教えを胸に、今後も日本競馬を引っ張っていく。