JRAは25年度JRA騎手免許試験(新規)の第一次試験の結果を10月3日に発表し、3年連続で受験したミカエル・ミシェル騎手(29)=フランス=は不合格となった。
22年、23年と連続で受験し不合格。それでも、「私の大きな大きな夢」と諦めずに3度目の挑戦を決め、この1年間は、拠点にしていた米国、オーストラリアで試験合格に向けて技術、英語、さらに、オーストラリアでは日本語の教師をつけ上達に努めたものの、難関突破はならなかった。「自分なりに手応えはありましたが、私の勉強が足りなかったと思います。今は1年間頑張った自分をほめてあげたいと思います。とりあえず先のことは分かりませんが、来週からのNARの騎乗に最大限の努力をします。応援お願いします」とコメントした。
今後、同騎手はNAR(地方競馬全国協会)の短期免許は取得しており、10月7日から12月20日までの約3か月間、南関地区で約4年ぶりに日本で騎乗する。地方での短期免許での騎乗は20年以来、2度目になる。