藤田菜七子騎手の師匠が涙を浮かべ訴え「1回処分を受けて、2回処分を受けるのはおかしい」

藤田菜七子騎手
藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=が、JRAに引退届を提出したことに関し、師匠の根本調教師が美浦トレセンで取材に応じた。弟子を思いやり時折涙を浮かべ、集まった報道陣に熱っぽく語った。

 根本康広調教師「引退届はまだ受理されていないんですが、厩舎所属の藤田菜七子の件でいろいろご迷惑をお掛けして誠にすみません。本当は一緒に謝罪しなければいけないんですが、菜七子がそういう精神状態じゃないのですみません。私の方から言いたいのは、前回の6人(の騎手)が処分されたスマホの件の時に、菜七子が事情聴取の中で、『すみません、過去に使用していました』と言っていて、口頭で厳重注意を受けています。現状出ている記事ではこれまで処分されていないと思われていますが、そこで処分を受けています。引退届を書く時に私の万年筆で菜七子は大泣きしながら書いていた。両親にも旦那にもやめる相談をしているし、もう意志は固いでしょう。1回処分を受けて、2回処分を受けるのはおかしいし、逃げたと思われるのも私としてはとても不本意だし、これだけは伝えたい」

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