【天皇賞・秋】ベラジオオペラはCWコースでシャープな走り 上村調教師「ポテンシャルを信じたい」

CWコースをセオ(右)と併せ馬で追い切るベラジオオペラ
CWコースをセオ(右)と併せ馬で追い切るベラジオオペラ

◆第170回天皇賞(秋)・G1(10月27日、東京競馬場・芝2000メートル)追い切り=10月23日、栗東トレセン

 大阪杯に続くG1・2勝目を狙うベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)は、セオ(4歳オープン)とCWコースで併せ馬。道中の折り合いもスムーズに1馬身ほど追走し、直線もシャープな脚さばきで6ハロン85秒0―11秒3で併入した。「先週、先々週としっかりやって、今秋は調整程度。意図するように進めることができた」と上村調教師もうなずいた。

 ただ、昨年は夏負けの影響が尾を引き、復帰戦が12月のチャンレンジCになったように、暑さが得意ではないタイプ。「1か月前に帰厩しましたが、残暑が残るなかでの調整。立ち上げが難しい部分があった。春と比べると活気が足りないかなというのが正直なところ」とトレーナー。「条件はベストだと思うので、この馬のポテンシャルを信じたい」とG1馬の底力に期待を寄せた。

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