【みやこS】良血ロードアヴニールが直線強襲で重賞初制覇へ 野中調教師「必ず脚は使う」

ロードアヴニール
ロードアヴニール

◆第14回みやこS・G3(11月3日、京都競馬場・ダート1800メートル)=11月2日、栗東トレセン

 ロードアヴニール(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎、父ドゥラメンテ)が重賞初Vのチャンスを迎えた。伯父に国内外G1・6勝をマークしたロードカナロアを持つ良血馬。「気性的に難しいところがあったけど、普段の振る舞いが大人になった」と野中調教師も精神面の成長に目を細めた。

 前走の大阪スポーツ杯は初めて逃げる形になり、終始絡まれる厳しい展開ながら小差3着。「休み明けで、慣れない形になっても首、首しか負けてない。1回叩いた上積みはあるし、前回で(脚質の)幅が広がった」とトレーナー。今回は中団から脚を伸ばす本来のスタイルでレースを運ぶことになりそう。「必ず脚は使う。(展開も)はまりそうなイメージがある」と期待を寄せていた。

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