【東京5R・2歳新馬】断然人気レイニングが突き抜ける 戸崎圭太騎手「能力はあると思っていた」

デビュー戦を勝利で飾ったレイニング(右)(カメラ・荒牧 徹)
デビュー戦を勝利で飾ったレイニング(右)(カメラ・荒牧 徹)

 11月3日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル=12頭立て)は、戸崎圭太騎手が騎乗したレイニング(牡、美浦・国枝栄厩舎、父サートゥルナーリア)が勝利。単勝1・7倍の1番人気に応えた。勝ちタイムは1分50秒3(良)。

 最初の1000メートル通過が64秒2という超スローペースでも、折り合いを欠くことなく後方をじっくり追走。直線で外に出されると、鞍上の肩ムチ一発に応え楽な手応えで上がり3ハロンは32秒9をマーク。悠々と突き抜けた。

 母は15年桜花賞2着、オークス3着ののクルミナル。良血のデビューVに戸崎騎手は「追い切りから能力があるとは思っていました。まだ子供っぽさがあるけど、レースでは良かったです。バランスが良くなってくると、もっといい馬になりますね」と高く評価。国枝調教師も「距離が延びても大丈夫そうだね。まだ体も小さい(468キロ)し、成長したら来年の春が楽しみです」と声を弾ませた。次走は未定。

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