◆第59回デイリー杯2歳S・G2(11月9日、京都・芝1600メートル)=5日、栗東トレセン
ドラゴンブースト(牡2歳、栗東・藤野健太厩舎、父スクリーンヒーロー)が連勝で重賞Vを狙う。藤野調教師は「順調です。何の問題もなくこられました」と手応えを示す。
初戦は大きく出遅れ、道中は流れに乗れず。それでも最後は脚を見せて7着まで追い上げた。2戦目は、好位差しで初Vと一変。藤野師は「課題はあったけど、こなしていきました。気性も子供で、体も幼いですが、調教を積んでいくうちに良くなっています」と評価する。
先週はCWコースで6ハロン82秒2―11秒6とシャープな動きを見せた。勝てば厩舎にとっても重賞初V。指揮官は「稽古を積みつつ、体が増えているのはいい傾向。今の状態で強い馬とやってどうか」と期待を込めた。