一歩ずつ(栗東)

ゲルチュタール
ゲルチュタール
ナグルファル
ナグルファル

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、早速いってみましょうか♪

 さて、話題を集めていた兵庫県の県知事選が終わりました。政治ブログではないので、事の是非はさて置いて、ただ告示した頃にこんな結末を予想していた人はどれだけいたんだろうな、と。

 確かに兵庫県に住んで、30年近くたちますが、これほど知事選が話題になったことはなかった。普通、自治体の首長選挙なんて、東京都知事選ぐらいしか話題になりませんよね。けど、今回は知り合いが「どうなるんだろう?」なんて本気で考えたりしている話を聞いたりして、一票の重みを感じる選挙ではありました。

 高校野球もそうなんですけど、選挙もいまだに気になるのは兵庫県よりも、地元の大分県だったりする。選挙速報で昔、見た名前が出てくると懐かしさを覚えます(そんな長い間、当選議員が変わってないのもどうなんだ、と思いつつ…)。正直、兵庫県はまず(衆院選の)選挙区が多くてですねぇ、自分が入れた所を見るだけで精いっぱいというか。けど、結局は何度も書いているけど、子供の頃に触れたものは、何歳になっても染みついて離れないんじゃないですかね。不思議なものです。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報を中心に見ていきましょう。

 まずは杉山晴厩舎。先週の東京スポーツ杯2歳Sで2着だったのがサトノシャイニング(牡、父キズナ)。松山Jは「落鉄していましたし、道中も力んでいましたから」と肩を落としていました。ただ、それでも賞金加算に成功。今後は未定ですが、素質は高いと感じている一頭です。

 その杉山晴厩舎には新馬を勝った馬たちが続々と2戦目を控えています。キラーアビリティなどの近親になるゲルチュタール(牡、父ブリックスアンドモルタル)はマーカンドJとの新コンビで葉牡丹賞に向かいます。また、兄に現3歳のサトノエピックがいるナグルファル(牡、父エピファネイア)はエリカ賞に向かう予定。ともにセンスを感じさせる勝ち方でしたが、自己条件から一歩ずついくようですね。

 あと、来週の京都芝1800メートルにヨヒーン(牝、父キズナ、母レディイヴァンカ)が出走します。現3歳でも注目されていたホウオウトランプの半妹で、藤田晋オーナーがセレクト当歳セールで1億2000万円で落札しました。鞍上は松山J。ただ、杉山晴調教師は「まだ、体質が弱いので無理のない程度に。これでどこまでやれるかですね」と少し慎重ではありました。その翌週の12月7日の京都ダート1800メートルにはグランドプラージュ(牡、父シニスターミニスター、母ベルプラージュ)が川田Jでスタンバイ。「動くのは牧場から分かっていましたし、シニスターにある変な癖もなく、扱いやすいです」とこちらは初戦からの構えです。

 続いては須貝厩舎。先週の新馬でキングメーカー(牡、父スワーヴリチャード)がデビューVを飾りました。「まだモノ見をしたり、子供らしいけど強かったね。余裕があったみたい」と須貝調教師はホッとした表情。今後についてはゆっくり検討するようです。

 エリカ賞での復帰を目指しているジェゼロ(牡、父サートゥルナーリア)は「良くなって、戻ってきたよ」と成長に手応えを感じている様子。朝日杯FSで武豊Jとのコンビ復活となるアルテヴェローチェ(牡、父モーリス)も「これも良くなった」とかなり手応えを深めています。

 ホープフルSに参戦するマジックサンズ(牡、父キズナ)も栗東に戻ってきましたね。あと、東京で未勝利を勝ち上がったリアライズオーラム(牡、父オルフェーヴル)は1月5日の平場(中京芝2000メートル)で確実に2勝目を狙うとのことですよ。あとは秋明菊賞で6着だったウィルサヴァイブ(牝、父アルアイン)は万両賞で巻き返しを狙うとのことです。

 最後に大久保厩舎。新馬で強い勝ち方をしたエコロディノス(牡、父キタサンブラック)は続戦も考えたものの、少しソエを気にする感じだったので、様子を見ながらになりそうです。この馬はスケールが大きそう。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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