有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)でラストランを迎えるドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が滋賀県・栗東トレーニングセンターで前走のジャパンC以来となる時計を出した。
坂路でベトルス(3歳1勝クラス)を前に見る形。最後まで抜くことはなく、ゆっくりと自分のリズムを守るような形で55秒6―12秒9をマークした。見守った友道調教師は「折り合いはついていたし、外に出せばビュッと伸びそうでしたけどね。本当に順調にきているし、(今までに比べて)もうこれ以上負荷をかけることもないと思っていますから」と説明した。
今後はこれまでのレースと同じように12月11日に行われる1週前追い切りに武豊騎手=栗東・フリー=が騎乗する予定。ファン投票で歴代最多の47万8415票を獲得したグランプリへ、そして有終Vへ徐々にピッチを上げていく。