◆第76回朝日杯FS・G1(12月15日、京都・芝1600メートル)追い切り=12月11日、栗東トレセン
2戦2勝のトータルクラリティ(牡2歳、栗東・池添学厩舎、父バゴ)CWコースを単走で追い切った。馬場の外目を気分良さそうに駆け抜け、馬なりのまま6ハロン85秒4―11秒6を計測した。ソフトな調整だが、馬の気合いは十分に乗っている。池添調教師は「先週、先々週と長めからやっていますからね。体にハリがあって、見た目もいいです」と笑みを浮かべた。
前走の新潟2歳Sでは、直線半ばまで抜群の手応えで、追ってからもしっかりと伸びたようにレースがうまい。「好位で折り合って走れますからね。馬力があるので、今の京都の荒れている馬場も問題ないと思います」と指揮官は期待した。無敗馬対決を制することができるか楽しみだ。