こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、中山美穂さんの訃報から、もうすぐ1週間がたとうとしています。ニュースが流れた時は栗東でしたが、一報には「えっ!」と思わず声を上げたほど。最近はたまにテレビで見ていたし、その映像に「昔とそんなに変わらないなぁ」と思っていたばかり。本当に驚きました。
中山さんがアイドルとしての全盛だった頃、ワタクシはどちらかといえば「ナンノ(南野陽子さん)」派。スケバン刑事の影響でしょう、恐らく。で、中山さんをよく見るようになったのは歌でいえばWANDSとの「世界中の誰よりきっと」、そのなかで見るようになったドラマでいえばダウンタウンの浜田さんと共演していた「もしも願いが叶うなら」でしょうか。特にきれいな人だなと思っていたけど、そのキャラとのギャップが面白かった「もしも願いが叶うなら」はよく見たなぁ。
今年は特に身近も含めて、多くの人の訃報に接したような気がします。こんなムチャな生活をしているのに、大きな病気もない体に生んでくれた両親に感謝ですね、今さらですが。ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東でのナマ取材を中心にお伝えしていきましょう。
まずは杉山晴厩舎です。2020年の3冠牝馬、デアリングタクトの全妹になるデアリングエア(牝、父エピファネイア、母デアリングバード)が来週21日、京都芝マイルでデビューすることになりました。鞍上は姉の主戦だった松山J。調教にも乗っています。正直、タクトの下は走れていない子供が続いていたんですが、杉山晴調教師は「悪くないですよ。タクトの比較となるとさすがに…ですが、今までのきょうだいの中では似ています。乗った松山Jも言っていました」と口にします。脚元に弱い面があって、調教は坂路中心ですが、乗り込み量としては十分。来週の初陣が楽しみですね。
続いては吉岡厩舎。先週の京都でエリカアンディーヴ(牝、父Oscar Performance)が新馬勝ちしました。これ、着差以上に強さを感じましたね。「調教通りに競馬でも走ってくれましたね。今後も1800メートルから距離を詰めていくことはないと思います。中距離路戦ですね」と吉岡調教師は説明。こちらは「桜」より「樫」といった雰囲気です。一方、つわぶき賞で4着だったテレサ(牝、父アドマイヤマーズ)は放牧へ。「今後は距離を延ばしていくつもりです。まずはリフレッシュですね」とのことで、ゆったりとしたリズムで走れる条件になりそうです。この馬、松山Jの評価は高く、覚えておいた方がよさそうな雰囲気でした。
続いては上村厩舎。阪神JFでアルマヴェローチェ(牝、父ハービンジャー)が見事に勝利を飾りました。今後に関しては桜花賞に直行するか、レースを挟むか検討するとのこと。ただ、上村調教師は「桜花賞でも勝てれば、その後が本当に楽しみになる」と適距離はもっと長いところ、という見立てなんですよね。だから、桜花賞勝負というわけではなく、オークスとセットでベストの状態に持って行けるアプローチを、これから考えていくんじゃないでしょうか。
あとは斉藤崇厩舎。来週の京都芝1800メートルでレフレクシオ(牝、父エピファネイア、母イリデッサ)がデビューします。鞍上は西村淳J。お母さんはBCフィリー&メアターフの勝ち馬なんですよね。現状は「口向きに難しさ、気になるところがあって、追い切りなどが難しい。その点がどうかですね」とトレーナーは冷静に分析。来週まで、どこまで良化してくるかでしょう。
ということで、今日は牝馬ばかりになりましたが、最後に上村厩舎で京王杯2歳S3着のヤンキーバローズ(牡、父エピファネイア)は自己条件の万両賞で確実に2勝目を目指すようです。
今日はここまで、また次回です。ではでは
今日はここまで牝馬の話題ばかり