記者コラム - ヤマタケ 馬券王への道

　現地取材した１２年の凱旋門賞。オルフェーヴルの２着に肩を落としていた我々取材陣は最後に写真を撮ろうと集まった。その時だ。「ゴメンナサイ」と

　先週の天皇賞・春１週前追い切り。最も目を引いたのは菊花賞でもお世話になったドゥレッツァ…、ではなく、その併せ馬の相手で明らかに手応えで優勢

　今年は古馬混合Ｇ１勝ち馬が１頭もおらず、傑出馬不在のメンバーとみている。ならば、古豪のディープボンド（牡７歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズ

　来週の天皇賞・春に出走する関東馬のドゥレッツァとサリエラが栗東滞在で調整している。とにかく、昨春の宝塚記念（イクイノックス）あたりから栗東

　今週の栗東で何度も話題になったのが京都の芝について。読売マイラーズＣは過去１０年中８年、京都の開幕週に行われているが、勝ち時計は１分３１秒

　今週、豪州から矢作厩舎へ“研修”に来ているジャック・フォンテンさん（詳しくは１０日の当社ＨＰをご覧ください）の歓迎会に参加させてもらった。

　藤岡康太騎手が天国へ旅立った。「今日は帰ったらカプチーノを飲みたいですね」と口にしたジョーカプチーノの０９年ＮＨＫマイルＣ。復活Ｖへ導いた

　須貝調教師が「本当に出したかった」と悔しがるのがモルガナイトＳに登録も除外になったカルロヴェローチェ。「今は攻め馬でめちゃめちゃ動くし、こ

　サンライズジパングの皐月賞１週前追い切りを４日に取材。担当の平井助手は「午前４時に帰りました」と笑みを浮かべた。前夜は川崎記念にもう一頭の

　今までにない感覚だった。３月中旬のある日。まだ開業間もない福永調教師に来春のクラシックを狙う今年の２歳世代について話を聞く機会があった。そ

　２０１６年の大阪杯はよく覚えている。厩舎への取材、横山典騎手の起用で今まで差し馬だったアンビシャスが先行策に出ると判断。読み通り、２番手追

　便利な世の中です。先月はカタール遠征中だった岩田康騎手と電話で話し、今週はドバイの友道調教師にＬＩＮＥで連絡。２人とも、とても遠く中東にい

　大混戦だ。国内の主力級の多くがドバイワールドＣデーに参戦し、今年のメンバーに古馬混合Ｇ１勝ち馬は不在。ソールオリエンスやタスティエーラなど

　安田隆行元調教師が現場から離れ、３週間近くたった。「なかなか週中は曜日感覚がつかめなくて…」。追い切り＝水曜など、体に染み込んだ感覚はなか

　友道調教師はサトノグランツが２月に遠征したカタールで仏メディアの取材を受けた。「マーティンボロの子供が向こうで頑張っているらしいよ」。自ら

　再来週の大阪杯で一昨年の秋華賞馬スタニングローズが復帰する。故障で昨年のヴィクトリアマイル以来の一戦。しかし、高野調教師は「想像以上にいい

　今週から各厩舎のＰＯＧ、つまり今年の２歳馬取材会が始まった。新シーズンの開始を感じるのが新種牡馬の名前を聞いた時。今年はサートゥルナーリア

　実はデビュー前に今や３歳牡馬戦線の主役候補、シンエンペラー（牡３歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ）を上回るほどの評価を陣営から受けていた

　安田隆厩舎最後の日だった５日に厩舎を訪れた。ちょうど、管理馬がすべて移動した直後。荷物も一気に減ったなかで「やはり、寂しくなりますね」と聞

　開業翌日の７日に取材した福永厩舎の控室。福永師がペンで書類に書き込んでいる姿が実に新鮮だった。調教師取材では見慣れた光景だが、騎手で見る機

　サウジダービーで無傷の連勝を４に伸ばしたフォーエバーヤングだが、矢作調教師は「実は向こうで体がしぼんで、戻ったところでの競馬だった」と振り

　先週の中山記念はマテンロウスカイが勝利。松永幹調教師の「本当に良かった」という言葉は心にしみた。３歳春はクラシック路戦を目指しながらも、競

　荒川厩舎の佐藤助手に今週のお勧めを聞くと、「ピジョンブラッド（阪神８Ｒ）。川島信二のラスト騎乗！」と。佐藤助手＝調整役＆川島騎手といえば０

　栗東トレセンは広いのに、妙に同じ人と顔を合わせる日がある。記者にとって、２２日の安田隆調教師がこのパターン。夜にサウジアラビアへ向かう日だ

　友道厩舎の３歳勢が勢いに乗ってきた。新馬勝ち直後だったジャスティンミラノが共同通信杯を制し、昨年の京都２歳Ｓ３着だったサトノシュトラーセも

　注目の初陣を迎える。小倉５Ｒのホウオウトランプは中間の調整過程で、池江調教師のトーンが非常に高く、記者間でもかなり話題になっている一頭。確

　１７日夜、カタールで行われるアミールＴが楽しみだ。特に久々だった前走後すぐに友道調教師から「グンと良くなってきた」と聞いたサトノグランツ、

　小倉９Ｒのあすなろ賞はＰＯＧブログで何度も好カードと書いた一戦だ。ここは堅くてもサトノシュトラーセに◎。差し競馬だった前走の京都２歳Ｓで外

　今週の出走馬を聞いた後、安田隆調教師が「もう一頭いるんですけどね…」とポツリ。記者のチェックミスとはいえ、こんな形で切り出されるのも珍しい

　呪縛から解かれた、とは言い過ぎか。ナムラエイハブは２戦目から前走まで、何と４戦連続で８枠。外にモタれる面があるだけに、かなりの“ロス”を強

　１日はプロ野球のキャンプイン。そのテレビ中継を見ていた元調教師の橋口弘次郎さんが「背番号に名前がないと若手が分からない」とぼやいていた。確

　昨年１１月に引退した元騎手の熊沢重文さんが２４日、所用でトレセン事務所を訪れていた。熊沢さんが関係者と談笑する横を通り過ぎていったのが、栗

　日本中が大寒波に覆われた今週。２４日の栗東もマイナス２度で特に風がすごかったが、事前の予報では「大雪かも…」と聞いていただけに、雪がほぼな

　時がたつのは早い。つい先日まで有馬記念でドタバタしていたような感覚なのに、もう新たな年に入ってから２０日以上が過ぎた。そんな中、ある騎手か

　角田厩舎のディスタントスカイは先週の京都でダートの新馬を快勝。「パワーがありますね。そんな単純ではないと思いますが、この血統なら小倉の道悪

　雨模様の地域が多そう。池江調教師は淀短距離Ｓ３着のゾンニッヒについて「次は小倉（北九州短距離Ｓ、２月１１日）かなと思っていたけど、小倉は雨

　京都５Ｒでデビューするレッドエヴァンスは母のレッドアヴァンセと同じ橋本真助手が担当。この馬への期待度に関しては１０日の「ＰＯＧマニア」で書

　矢作厩舎は京都の土、日メインでいずれも田口騎手とのコンビ。今日は前走で、安藤助手が「本当にうまく乗ってくれました」と振り返るスコールユニバ

　今年で３６歳になる浜中騎手と年男について話していると、「大成なんて、もうひと回りも下なんですよ」とポツリ。実は私も年男で浜中騎手よりひと回

　永島騎手はトゥラヴェスーラでのシルクロードＳ（２８日、京都）挑戦が決まった。今まで重賞に５度騎乗したが、自厩舎での参戦は初。「先生の馬で重

　２月末で定年の安田隆調教師が新年から熱い。「何とかフェブラリーＳに出したいんです」と昨秋から何度も口にするデシエルトが明日のすばるＳに出る

　先週、橋口弘次郎元調教師を取材した。面と向かってじっくりと話すのは、コロナ前の１９年から実に４年ぶり。１６年の引退から約７年半がたち、さら

　【有馬記念】ライラックだ。前走のエリザベス女王杯は馬番（１）（２）（３）が上位を占めたように、内である程度の位置を取った組が圧倒的に有利な

　我ながら先見の明はあったと思う。タイトルホルダーは２歳時の東京スポーツ杯２歳Ｓ（２着）で、ジャスティンパレスは昨年の有馬記念（７着）で、ス

　「弟の方が先に引退しちゃいましたね」とは矢作厩舎の安藤助手。実はミッキーブリランテは阪神Ｃがラストランだが、２２日に弟のＧ１馬ダノンザキッ

　【阪神１１Ｒ・朝日杯フューチュリティステークス】新潟２歳Ｓの勝ち馬アスコリピチェーノは阪神ＪＦも勝利。５、７、１０着馬もその後に賞金を加算

　ターコイズＳは前走で相当なマイル適性を感じ、生野助手から「いい状態です」とも聞いたソーダズリングに◎。武豊騎手の復帰戦で人気だろうが、思い

　４年前の１９年に香港国際競走を取材した。当時は大規模なデモが頻繁に起き、レース当日も実施との情報。普段はバスで３０分ほどのホテルへの帰り道

　水曜日の栗東は気温が低く、坂路で友道調教師に話を聞いている時は厚手のジャンパーを着込んでいても肌寒かった。その友道師は翌日に香港へ移動。到

　２年前のチャンピオンズＣはソダシがダートに初挑戦した。父のクロフネと重ね合わせ、「もしや、ダート界のとんでもない怪物では…」と白毛のアイド