【有馬記念】スタニングローズが坂路で鋭い伸び 高野調教師「引退レースにして、一番いい状態です」

坂路で追い切るスタニングローズ
坂路で追い切るスタニングローズ

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山・芝2500メートル)1週前追い切り=12月11日、栗東トレセン

 エリザベス女王杯を完勝したスタニングローズ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎、父キングカメハメハ)は坂路で53秒2―11秒9を馬なりでマークした。2本乗りを難なくこなして、疲れは全くなさそう。高野調教師は「時計は求めず、リズム良くという感じです。動きもとても良くて、大丈夫でしょう」とうなずいた。

 前走のエリザベス女王杯は、直線で早めに先頭に立って押し切る強い競馬でG1・2勝目を挙げた。「前走のあとは、牧場でもケアしてもらって、いい立ち上げから今に至っています。引退レースにして、一番いい状態です」とトレーナー。万全の状態で、ラストランに送り出す。

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