【東京盃】キタサンミカヅキが頭差Vで連覇達成 1番人気マテラスカイは4着に沈む

連覇を達成したキタサンミカヅキ(左)
連覇を達成したキタサンミカヅキ(左)

◆第52回東京盃・交流G2(10月10日、大井・ダート1200メートル、良)

 古馬の一線級スプリンター15頭によって争われ、2番人気に推された森泰斗騎手騎乗のキタサンミカヅキ(牡8歳、船橋・佐藤賢二厩舎)がゴール寸前で内から差し切り、連覇を達成した。昨夏から船橋に転入した8歳馬だが、衰えを見せず交流重賞2勝目を飾り、JBCスプリント・交流G1(11月4日、京都)への優先出走権を獲得した。

 際どい2着には6番人気のネロ(戸崎圭太騎手)が入り、3着は4番人気のグレイスフルリープ(クリストフ・ルメール騎手)が続いた。圧倒的な1番人気に支持されたJRAのマテラスカイ(武豊騎手)はハナを奪ったが、直線半ばで失速。4着に敗れた。

 森泰斗騎手(キタサンミカヅキ=1着)「スペースがあまりなくて、そこにねじ込んでいきました。状態は前走以上。返し馬も落ち着いていた。予想していたよりオーバーペースにならないんじゃないかと思っていたので、出して行きました。(4角でマテラスカイが)マイペースで逃げていたので、つかまえられるかどうか、という感じだった。追ってからすごくいい馬なんで、この馬を信じて追っていました。スパッと交わすことが出来ず、一生懸命馬を励ましていました。(最後は)ちょっと出たと思いました。うれしかったです。(交流重賞初制覇に)これをきっかけにバンバン勝ちたいと思います」

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