◆第55回七夕賞・G3(7月7日・芝2000メートル、福島競馬場、稍重)
サマー2000シリーズの開幕戦は16頭によって争われ、菊沢一樹騎手が騎乗したトップハンデ57・5キロで3番人気のミッキースワロー(牡5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父トーセンホマレボシ)が直線で抜け出し、17年セントライト記念以来となる重賞2勝目を飾った。親子タッグVとなった菊沢騎手は、4年目で待望の重賞初制覇。勝ち時計は1分59秒6。
2着に2番人気のクレッシェンドラヴ(内田博幸騎手)、3着には12番人気のロードヴァンドール(横山典弘騎手)が入った。
七夕の7月7日に行われたこのレース、名前に「七」が入る藤田菜七子騎手が騎乗した11番人気のゴールドサーベラスは、直線で猛然と追い込んだが4着だった。
菊沢騎手(ミッキースワロ=1着)「本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます。馬を信じた結果で、馬に感謝しています。馬には2年ぶりに乗りましたが、力がある馬だとわかっていました。今日は馬の邪魔をしないように乗ろうと思っていました。菊沢先生も僕以上に緊張していたと思いますが、僕は馬にまたがって、緊張がほぐれました。どの勝利も1着は気持ちいいと思いました」