◆第160回天皇賞・秋・G1(10月27日、東京・芝2000メートル、良)
令和元年の天皇賞はG1ホース10頭を含む16頭によって争われ、断然の1番人気に支持されたアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、父ロードカナロア)が直線で内から一気に抜け出し、3馬身差をつけてG1・6勝目を挙げた。馬上でクリストフ・ルメール騎手は力強くガッツポーズ。勝ち時計は1分56秒2で、コースレコードに0秒1差だった。
3番人気のダノンプレミアム(川田将雅騎手)が2着。6番人気のアエロリット(戸崎圭太騎手)がさらに首差の3着に粘った。
2番人気に支持されたサートゥルナーリア(クリストフ・スミヨン騎手)は好位につけたが、直線で伸び脚を欠き、6着に敗れた。
北村宏騎手(ゴーフォザサミット=11着)「コンディションは良くスムーズに運べたが、相手が強く、押し上げるのに苦労した」
丸山騎手(スティッフェリオ=12着)「4コーナーで余裕がなくなった。いいメンバーで甘くはなかった」
藤岡佑騎手(カデナ=13着)「少し緩い馬場に脚を取られていた」
北村友騎手(アルアイン=14着)「外枠から余分な距離を走って、この速い時計での決着は厳しい。直線は、脚にお釣りがなかった」
Mデムーロ騎手(ランフォザローゼス=15着)「まだ若い。それに相手が強く、こちらも伸びているが向こうも止まらなかった」
坂井騎手(ドレッドノータス=16着)「流れには乗れたが、ペースが上がったところで付いていけなかった」