【フラワーカップ展望】ゴールドシップ産駒ユーバーレーベンが中心

フラワーカップに出走予定のユーバーレーベン(カメラ・池内 雅彦)
フラワーカップに出走予定のユーバーレーベン(カメラ・池内 雅彦)

 第35回フラワーカップ・G3が3月20日、中山の芝1800メートルの舞台で行われる。

 前走の阪神JFで直線豪脚を駆使して3着に突っ込んだユーバーレーベン(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎)が有力。中山の非根幹距離が得意のステイゴールド直子であるゴールドシップの産駒。器用な脚があり、距離延長もプラスに働く可能性が大きい。Mデムーロ騎手が騎乗停止で今回は丹内騎手とコンビを組む。

 京王杯2歳S5着、クイーンC13着リフレイム(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎)の巻き返しがあっていい。馬群に入れない弱みはあるが、地力のあるアメリカンファラオ産駒で、ポテンシャルは全く引けを取らないだけに極端な競馬で活路を開けば。

 前走のフェアリーSでは2着に追い込んだホウオウイクセル(牝3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)。ルーラーシップの産駒で祖母がメジロドーベルというスケール感のある配合。馬場を問わないタイプで荒れ馬場もいい。

 オークス馬ヌーヴォレコルトの全妹オメガロマンス(牝3歳、美浦・斎藤誠厩舎)、デイジー賞の走りが実にしぶとかったルース(牝3歳、栗東・池添兼雄厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)

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