9月11日の中山3R・2歳未勝利(ダート1800メートル=16頭立て)は、セイルオンセイラー(牡、美浦・田中博康厩舎、父ドレフォン)が直線での大接戦を制して初勝利を挙げた。
スタートから激しい先行争いとなる中、2番手を追走し3コーナーでは早くも先頭に立つ勢い。直線ではセイカフォルゴーレ(津村明秀騎手)に先行を許し、いったんは半馬身差の2番手となった。それでも再度盛り返して馬体を併せると3着以下を大きく引き離すマッチレースに持ち込んだ。最後は半馬身差で一騎打ちを制してV奪取に成功した。
木幡巧也騎手は「途中で何度も手前を替えたり子供っぽいところを見せながらも、この競馬ですからね。その辺りが改善されれば、もっと良くなりますよ。これからは、上積みしかないです」と将来に期待した。