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迫力満点の馬体を誇るミスチヴィアスアレックス
迫力満点の馬体を誇るミスチヴィアスアレックス

 16日、札幌市内を運転中、フロントガラスに雨とは違う、白いものが舞ってきた。ようやく、雪が降ったと思ったが、初雪と認定されないようだ。ただ、冬の便りは来ているのは確かだ。

 今週は、輸入種牡馬の到着が続く。先陣を切る形で15日、今年のカーターH(米G1、ダート7F)を5馬身半差の圧勝を演じるなど重賞4勝の実績を誇るミスチヴィアスアレックス(牡4歳、父イントゥミスチーフ、母ホワイトパンツナイト)が、繋養先のJBBA静内種馬場に到着した。

 イントゥミスチーフは、昨年のBCクラシックやケンタッキーダービーを制し、アメリカ年度代表馬に輝いたオーセンティックを筆頭に、11頭のG1勝ち馬を送り出す、アメリカのリーディングサイアー。イントゥミスチーフの半妹に、米牝馬チャンピオンのビホルダーなどがいる秀逸のファミリー。イントゥミスチーフの後継として、本邦初供用となる。

 全7勝はマイル以下で、勝った時の着差合計は30馬身以上を記録している。メトロポリタンH(米G1)では、先日のBCクラシックを圧勝したニックスゴーに先着するなど、トップホースと渡りあったスピードは魅力だ。馬産地での注目度も高く、約170頭の配合申込があったと聞く。ダート馬らしい迫力はもちろん、歩く姿に軽さもあり、時計の速い日本のレースへの適応力は高く感じる。

 国内での活躍馬では13日、16年阪神カップなど重賞2勝のシュウジ(牡8歳、キンシャサノキセキ、母カストリア)が、岡田牧場に到着した。2歳時に小倉2歳Sを無敗で制し、8歳までオープンで活躍。キンシャサノキセキの後継は、モンドキャンノに1歳馬1頭が血統登録されており、シュウジは2頭目の後継種牡馬となる。芝ダート問わず、短距離で活躍したシュウジのスピードを、産駒に伝えて欲しい。(競馬ライター)

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