【大阪杯】8番人気ポタジェ大金星のG1初V 吉田隼人騎手「一発狙ってやるぞと思っていた」

ポタジェをG1初制覇に導き、スタンドに向かってガッツポーズする吉田隼
ポタジェをG1初制覇に導き、スタンドに向かってガッツポーズする吉田隼

◆第66回大阪杯・G1(4月3日、阪神・芝2000メートル=16頭立て)

 単勝8番人気のポタジェ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ディープインパクト)が吉田隼人騎手に導かれ、大金星のG1初制覇を成し遂げた。勝ち時計は1分58秒4(良)。22年の始動戦で単勝1・5倍の1番人気に推された昨年の年度代表馬エフフォーリア(横山武史騎手)は9着に沈んだ。

 連覇を狙った3番人気のレイパパレ(川田将雅騎手)が首差の2着、さらに鼻差の3着は7番人気のアリーヴォ(武豊騎手)が入り、5連勝中でG1初挑戦が注目された2番人気のジャックドール(藤岡佑介騎手)は5着。3連単53万7590円と、同270万円超の高松宮記念に続く波乱決着となった。

 吉田隼人騎手(ポタジェ=1着)「強い馬が相手で、一発狙ってやるぞと思っていたのでうれしいです。いい枠を引いて、ある程度のポジションで競馬をしたいと思っていました。馬は上手なので、うまく競馬ができました。最後もレイパパレを見ていたんですけど、馬も一杯一杯になって、僕もがむしゃらで、きれいには追えなかったんですけど、よく勝ってくれたと思います。立ち回りが上手な馬ですけど、もう一段階ギアが上がれば、もっと上に行ける馬ですし、これからが楽しみです」

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