東京、阪神、新潟の3場で、土曜、日曜合計11鞍。外厩別では、好調が続いていた山元TCが一気に爆発。4勝を挙げた。吉澤ステーブルEAST、吉澤ステーブルWESTが1勝ずつを加算した。
【10月23日・東京5R、2歳新馬、芝1800メートル、良馬場=13頭立て】
◆ガストリック(牡、美浦・上原博之厩舎、父ジャスタウェイ、母エーシンエポナ、母の父カーリン)516キロ、馬主=前田幸治、生産牧場=栄進牧場
【血統】半姉エイシンピクセル(父エピファネイア)も初戦勝ち。
【レースVTR】出遅れて道中は最後方。1000メートル通過が63秒2のスローペースの中、直線大外に持ち出されると目の覚めるような伸び脚。上がり2位の3着馬カズボニファシオ(34秒1)を0秒8も上回る上がり最速33秒3の驚異的な末脚で豪快に差し切った。勝ち時計は1分49秒8。
【コメント】永野猛蔵騎手「調教の感じから使ってからと思っていましたし、返し馬も物見をしたりと気性的に幼いなかで、最後こういう脚を使ってビックリしました。これだけの脚が使えるなら今後が楽しみですね」
【将来性】★★★
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
シリアルノヴェル ◇22日東京5R芝2000(山元TC)
ジャスリー ◇22日東京6Rダ1600(山元TC)
バリアントバイオ ◇22日阪神3Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)
サザーランド ◇22日阪神4R芝1400(下河辺牧場)
シングザットソン ◇22日阪神5R芝1600(山元TC)
キョウエイブリッサ◇23日東京3Rダ1400(高橋TC)
フォーカルフラワー◇23日東京4R芝1400(社台ファーム)
ガストリック ◇23日東京5R芝1800(大山ヒルズ)
タカネノハナコサン◇23日阪神4Rダ1200(優楽ステーブル)
ドクタードリトル ◇23日阪神5R芝1800(山元TC)
バンブーグローブ ◇23日新潟5Rダ1800(吉澤ステーブルEAST)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザンファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザンファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ