カレンブーケドールの半妹フォーカルフラワー、国枝調教師「マイルまでは大丈夫」…2歳新馬評価

フォーカルフラワー(奥)
フォーカルフラワー(奥)

 東京、阪神、新潟の3場で、土曜、日曜合計11鞍。外厩別では、好調が続いていた山元TCが一気に爆発。4勝を挙げた。吉澤ステーブルEAST、吉澤ステーブルWESTが1勝ずつを加算した。

【10月23日・東京4R、2歳新馬、芝1400メートル、良馬場=17頭立て】

◆フォーカルフラワー(牝、美浦・国枝栄厩舎、父ロードカナロア、母ソラリア、母の父スキャットダディ)426キロ、馬主=社台レースホース、生産牧場=社台ファーム

【血統】半姉はオークス、秋華賞、ジャパンCで2着のカレンブーケドール(父ディープインパクト)。

【レースVTR】4番手で直線にさしかかり、東京の長い直線でじわじわ先頭に近づくと、外から並ばれたところで加速。最後は首差だったが、着差以上に余裕のある白星発進。勝ち時計は1分24秒8。

【コメント】津村明秀騎手「(相手が)来る分だけ伸びそうな感じでした。センスはいいですね。(姉とは)お父さんが違うので、ちょっとタイプは違うけど、短いところはいいと思う」

【将来性】★★★  ※国枝調教師は「勝てて良かったね。まだまだ心もとないけど、父はロードカナロアだし、マイルまでは大丈夫だと思う」と話した。

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

シリアルノヴェル ◇22日東京5R芝2000(山元TC)

ジャスリー    ◇22日東京6Rダ1600(山元TC)

バリアントバイオ ◇22日阪神3Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)

サザーランド   ◇22日阪神4R芝1400(下河辺牧場)

シングザットソン ◇22日阪神5R芝1600(山元TC)

キョウエイブリッサ◇23日東京3Rダ1400(高橋TC)

フォーカルフラワー◇23日東京4R芝1400(社台ファーム)

ガストリック   ◇23日東京5R芝1800(大山ヒルズ)

タカネノハナコサン◇23日阪神4Rダ1200(優楽ステーブル)

ドクタードリトル ◇23日阪神5R芝1800(山元TC)

バンブーグローブ ◇23日新潟5Rダ1800(吉澤ステーブルEAST)

【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  ノーザンファームしがらき   37勝(31・2%)

2  ノーザンファーム天栄     36勝(32・1%)

3  山元トレーニングセンター   20勝(19・5%)

4  チャンピオンヒルズ      17勝(19・2%)

5  吉澤ステーブルWEST    14勝(21・4%)

6  大山ヒルズ          12勝(26・3%)

7  吉澤ステーブルEAST    11勝(25・4%)

8  グリーンウッド・トレーニング  9勝(17・2%)

9  宇治田原優駿ステーブル     8勝(13・1%)

10 阿見トレーニングセンター    6勝(10・2%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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