速い流れを作って5馬身差圧逃タカネノハナコサン、岩田望来騎手「追い出しを待つ余裕」…2歳新馬評価

タカネノハナコサン
タカネノハナコサン

 東京、阪神、新潟の3場で、土曜、日曜合計11鞍。外厩別では、好調が続いていた山元TCが一気に爆発。4勝を挙げた。吉澤ステーブルEAST、吉澤ステーブルWESTが1勝ずつを加算した。

【10月23日・阪神4R、2歳新馬、ダート1200メートル、良馬場=15頭立て】

◆タカネノハナコサン(牝、栗東・飯田雄三厩舎、父カレンブラックヒル、母ジャムトウショウ、母の父デザートキング)482キロ、馬主=三宅勝俊、生産牧場=つつみ牧場

【血統】グランシャリオC2着、ユニコーンS3着のトウショウコナン(牡、父ホリスキー)、アルテミスS2着のサヤカチャン(牝、父リーチザクラウン)が出た母系。

【レースVTR】スタートを決めて先行。外から2頭が並んできたが、スピードの違いでハナを譲ることはなかった。直線は手応え通りに脚を伸ばし、5馬身突き放した。勝ち時計は1分12秒8。

【コメント】岩田望来騎手「ゲートが速くて、気のいい馬です。3コーナーで少し膨らむところはありましたが、直線は追い出しを待つ余裕がありました。これから徐々に良くなってくれれば」

【将来性】★★★  ※飯田雄調教師は「調教の良さをそのまま出せた。(コーナーで)外に逃げ加減だったけど、初めて内ラチ沿いを走ったぶんもあると思う。これで競馬を覚えてくれるだろう」とコメント。次走は未定。

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

シリアルノヴェル ◇22日東京5R芝2000(山元TC)

ジャスリー    ◇22日東京6Rダ1600(山元TC)

バリアントバイオ ◇22日阪神3Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)

サザーランド   ◇22日阪神4R芝1400(下河辺牧場)

シングザットソン ◇22日阪神5R芝1600(山元TC)

キョウエイブリッサ◇23日東京3Rダ1400(高橋TC)

フォーカルフラワー◇23日東京4R芝1400(社台ファーム)

ガストリック   ◇23日東京5R芝1800(大山ヒルズ)

タカネノハナコサン◇23日阪神4Rダ1200(優楽ステーブル)

ドクタードリトル ◇23日阪神5R芝1800(山元TC)

バンブーグローブ ◇23日新潟5Rダ1800(吉澤ステーブルEAST)

【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  ノーザンファームしがらき   37勝(31・2%)

2  ノーザンファーム天栄     36勝(32・1%)

3  山元トレーニングセンター   20勝(19・5%)

4  チャンピオンヒルズ      17勝(19・2%)

5  吉澤ステーブルWEST    14勝(21・4%)

6  大山ヒルズ          12勝(26・3%)

7  吉澤ステーブルEAST    11勝(25・4%)

8  グリーンウッド・トレーニング  9勝(17・2%)

9  宇治田原優駿ステーブル     8勝(13・1%)

10 阿見トレーニングセンター    6勝(10・2%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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