【天皇賞】4歳牝馬マリアエレーナ 火曜日追いで11秒4の切れ 陣営「距離と左回りへの適性で天皇賞へ」

左回りのCWコースを単走で追い切られたマリアエレーナ(カメラ・高橋 由二)
左回りのCWコースを単走で追い切られたマリアエレーナ(カメラ・高橋 由二)

◆第166回天皇賞(秋)・G1(10月30日、東京・2000メートル)追い切り=10月25日、栗東トレセン

 吉田厩舎流でマリアエレーナ(牝4歳、吉田直弘厩舎、父クロフネ)が、天皇賞・秋に向けての最終追い切りを火曜(10月25日)に行った。

 CWコースを1周キャンターで流した後に、向こう正面からスタート。折り合いよく馬なりでペースを上げ、反応を確認した直線もしっかりと反応して6ハロン82秒1―11秒4。松山弘平騎手が騎乗した1週前追い(80秒4―11秒8)に続き、しっかり追って秋の盾に挑む。

 高島助手は「小倉記念(1着)と同じパターン。1週前に負荷をかけて、輸送のある今週は軽くうながす程度でしたがよかったです。昨夏からこのパターンの調整にしたんですが、うまくはまりましたね。距離と左回りへの適性でエリザベス女王杯でなく、天皇賞に向かいます。G1を勝っている牡馬相手にどこまでやれるかですね」と挑戦者の立場を強調した。

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