【天皇賞】シャフリヤール 坂路で万全を示す11秒9 藤原調教師「いい意味で能力の限界値がわからない馬」

シャフリヤール(手前)は岩田望来騎手が騎乗して栗東・坂路でカントルと併せ馬
シャフリヤール(手前)は岩田望来騎手が騎乗して栗東・坂路でカントルと併せ馬

◆第166回天皇賞(秋)・G1(10月30日、東京・2000メートル)追い切り=10月26日、栗東トレセン

 プリンスオブウェールズS・G1(6月15日、英アスコット競馬場・芝1990メートル)4着以来となるシャフリヤール(牡4歳、藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)は、坂路でカントル(6歳オープン)との併せ馬を行い、53秒0―11秒9。しっかり追ったラストは鋭く反応して併入に持ち込んだ。英国遠征帰りの約4か月半ぶりとなるが、これだけ動ければ不安はない。

 藤原調教師は「間隔が空いているので、気合を入れて、追い切りましたが、最後はいい切れでしたし、スピード感もありました。チャンピオンホースとして心技体が整ったと思いますし、いい意味で能力の限界値がわからない馬なので」と、かなりの自信を独特の言葉で表現した。

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