11月6日の東京6R・2歳新馬(芝1400メートル=17頭立て)は15番人気のブルーイングリーン(牝、美浦・小手川準厩舎、父アメリカンペイトリオット)が最内を突いて勝ちきった。勝ちタイムは1分22秒9(良)。
3番手の内を進み、直線も最内のまま追い上げる。残り400メートルを過ぎたあたりから内を突いて先頭に立つと、最後は外からの追撃を振り切った。「攻め馬からいい動きはしていたので、そこそこ走れるかなと思っていた」と山田敬士騎手も勝利を喜んだ。
単勝は161・1倍で15番人気の人気薄。新馬戦の単勝配当が1万5000円を超えたのは今年9月4日の小倉5R(芝1800メートル)を勝ったトーアライデン(1万6530円)以来となった。今後へ向けてジョッキーは「課題はトモ(後肢)の緩さと、芯が入りきっていないところですね」と話していた。