コントレイルなど日本ダービー3勝の福永祐一騎手が調教師試験に合格 JRA発表

調教師試験に晴れて合格し、関係者の祝福に手を振る福永祐一騎手
調教師試験に晴れて合格し、関係者の祝福に手を振る福永祐一騎手

 JRAは8日、令和5年度の新規調教師試験の合格者を発表し、現役ジョッキーの福永祐一騎手=栗東・フリー=ら計7人が合格した。

 福永騎手は「天才」と呼ばれた福永洋一元騎手の息子で、1996年にデビュー。ここまで歴代4位のJRA通算2613勝を挙げている。重賞はワグネリアン(2018年)、3冠馬コントレイル(2020年)、シャフリヤール(2021年)による日本ダービー3勝を含む159勝。今年はフェブラリーS(カフェファラオ)、皐月賞(ジオグリフ)のG1・2勝を挙げ、全国リーディング6位の96勝と、第一線で活躍を続けている。特に平成の日本競馬で中心を走り続けた名手が、明日9日で46歳を迎えるという若さでステッキを置き、第2のホースマン人生をスタートさせることになった。現役の騎手としては来年2月末までで、それ以降は厩舎開業まで技術調教師として研さんすることになる。

調教師試験に合格した福永祐一騎手
調教師試験に合格した福永祐一騎手

 新規調教師試験は応募者134人で、133人が受験した一次試験合格者は23人。そのうち二次試験に合格した7人は以下の通り。

小椋研介(おぐら・けんすけ)、河嶋宏樹(かわしま・ひろき)、千葉直人(ちば・なおと)、福永祐一(ふくなが・ゆういち)、藤野健太(ふじの・けんた)、森一誠(もり・かずとも)、矢嶋大樹(やじま・だいき)=敬称略

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