◆第67回有馬記念・G1(12月25日、中山・芝2500メートル)追い切り=21日、栗東トレセン
昨年の6着馬で、今年は京都大賞典11着からの参戦となるアリストテレス(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父エピファネイア)が栗東・坂路で、勢いを増した走りを見せた。
2戦ぶりにコンビを組む武豊騎手が騎乗。エンプティチェア(5歳オープン)に1馬身先行し、52秒9―13秒0で併入した。武豊騎手は「ブリンカーを着けて、それをチェックしてほしいという指示。行きっぷりが良すぎるね。調教で走るタイプじゃないけど、この馬としては良さそう」と、今回から着用するブリンカーの効果を実感していた。
「去年(6着)はまずまず折り合いがついて、ラストはじわじわ来ているし、舞台は合っている」と鞍上。21年アメリカJCC以来勝ち星から遠ざかるが、同じ中山で逆襲を目指す。