【有馬記念】エフフォーリア 軽快な動きでラスト1ハロン11秒3 鹿戸調教師「感触のいい稽古ができた」

エフフォーリア(中)(カメラ・安藤 篤志)
エフフォーリア(中)(カメラ・安藤 篤志)

◆有馬記念・G1(12月25日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月21日、美浦トレセン

 大阪杯9着、宝塚記念6着と春は結果を出せなかったエフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)。昨年勝利した舞台で復活へ向け、最終追い切りを行った。Wコースで3頭併せ。ゆったりした入りでも気負う面は見せず、折り合いはスムーズ。直線は真ん中に進路を取ると、楽な手応えのまま最先着。5ハロン70秒0と全体時計は遅めながら、ラスト1ハロン11秒3をマーク。素軽い動きが目を引いた。

 追い切りを見届けた鹿戸雄一調教師は「3頭併せで、最後までファイトできるよう追い切りました。時計もまずまずでしたし、感触のいい稽古だったと思います。夏をゆっくり過ごして、今は脚元の不安もなく、びしびし稽古を積み重ねてこられたし、いい状態でレースに向かえるだけの準備ができました」と、前向きなトーンで締めた。

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