お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が4日に自身のYouTubeチャンネル「ジャンポケ斉藤、ジャングルポケット産駒を買う」を更新。愛馬のオマタセシマシタ(牝3歳、金沢・加藤和義厩舎)が笠松競馬に移籍することを公表した。
同馬は6月にホッカイドウ競馬の門別でデビュー。8戦未勝利のまま、11月から金沢競馬へ移籍していた。12月12日の移籍初戦は1番人気に推されながら4着に敗退。12月24日に予定していた金沢2戦目は大雪で開催中止となり、3月まで開催がない金沢競馬からの移籍先を探っていた。
冬場の金沢では調教もできないため、所属先の調教師から他場への移籍を薦められていたこともあり、斉藤は「オマタセちゃんの状態がいいこともあり、1月以降も開催している競馬場への移籍を決意しました」と発表。移籍先は名古屋と笠松の2択だったが、「笠松のトップトレーナーに預かって頂けることになり、迷うことはないだろうということで決めさせていただきました」と経緯を明かした。
動画では、移籍先となる笠松の笹野博司調教師が電話で出演した。昨年の笠松リーディングトレーナーに輝いた笹野師は「デビュー前から注目してみていました」と明かしながら、斉藤の大ファンであることも公言。「レースに勝てる布陣で臨みたい」というトレーナーは、1月23日から始まる開催を目標に置きながら、昨年のリーディング騎手で所属の渡辺竜也騎手が調教をつけ、レースに騎乗するプランも明かした。
笠松のリーディングコンビが携わることになった9戦未勝利のオマタセシマシタ。地方を転々としながら、3場所目で待望の初勝利をつかむことができるだろうか。