◆第58回クイーンC・G3(2月11日、東京・芝1600メートル)1週前追い切り=2月1日、栗東トレセン
前走のG1・阪神JFで3着と好走したドゥアイズ(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎、父ルーラーシップ)が、CWコースでシャープな伸びを見せた。セルリアンロケット(3歳新馬)を追走し、強めで83秒0―12秒1をマーク。約6馬身追走するハードな内容だったが、主戦の吉田隼人騎手が気合をつけると反応して併入した。庄野調教師は「隼人も)これで十分ですと言ってくれたし、いい追い切りができました」と満足げだった。
2歳時はあと一歩のところで重賞タイトルを逃したが、世代トップクラスの能力の持ち主であるのは間違いない。「まだ余裕を持たせた仕上げですが、大きくなってパワーもついてきた。左回りの東京も試したいし、どんな競馬をしてくれるかです」とトレーナー。まずは重賞初タイトルをつかみ、ライバルが待つ桜花賞に向けて弾みをつけたいところだ。