3月12日の中山6R・3歳1勝クラス(ダート1800メートル∥16頭立て)は、前日の11日に中山牝馬S・G3を制したスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドリームジャーニー)の妹フェブランシェ(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父リアルスティール)が1番人気に応え、母マイティースルーに2日連続の勝利を届けた。勝ち時計は1分53秒2(良)。
道中は2番人気の馬をマークする形で運び、直線は先に抜け出したライバルにジリジリと詰めより、最後は首の上げ下げの大接戦を制した。
ルメール騎手は「まだ子供でフラフラしていたし、ブレーキをかけるところもありました。メンタルは子供だけど走破時計は速いし、いいところがありそうです」と評価。中山牝馬Sでスルーセブンシーズとともに重賞を勝った鞍上は、妹も勝利に導き笑顔だった。